*光学部品メーカーのルメンタム・ホールディングス(LITE)が「主要顧客」からの受注減少を理由に昨年の11月初めに売上高の予想を引き下げた際、同社はアップル(AAPL)のハイエンドiPhone(アイフォーン)で使われている顔認証(FaceID)センサー用の3Dセンシング製品の主要サプライヤーとして注目されることになった。株価は予想引き下げ後に下落も、本誌が買い推奨した後から26%上昇。

*ルメンタムの3Dセンシング事業は、同社の過去1年の売上高である13億ドルの3分の1を占める。技術的な優位を背景とする高い市場シェア、高い利益率が2018年度の同社の1株当たり利益(EPS)4.19ドルに大きく貢献。

*アップルからの受注は減少も、低コストで大容量のアンドロイド型携帯電話が顔認証技術を採用するにつれて市場は拡大すると思われ2021年までに市場全体は4倍の20億ドルになる可能性がある。

*ルメンタムの2019年度の売上高は46%増の19億ドル、2020年度は22億ドルが見込まれる。予想EPSは、2019年度は6%増の4.46ドル、2020年度は5.30ドル。純利益ベースで39億ドルの時価総額は来年の予想利益のわずか10.6倍(同社の過去の平均は15.8倍、小型株の指標であるラッセル2000指数の中で利益を出している企業の平均は16.3倍)。

 

2019年3月4日号『バロンズ拾い読み』より
9. The Trader 株式市場に上値はまだあるか 【米国株式市場】
景気後退懸念が遠のき、FRBの方針転換が下支えに