■ 前評判の高い銘柄、低い銘柄の年初来パフォーマンス
*2018年は、ウォール街の評価が低かった銘柄が株式市場で善戦。一方でアナリストの推奨銘柄が予想を裏切るケースが目立つ。

*S&P500構成銘柄で最も人気の低かった100銘柄:年初の時点で「買い」推奨の平均割合がわずか17%。これら100銘柄の平均リターンは現時点で最高(+3.6%)。代表銘柄は年初来64%上昇のオンライン旅行コミュニティーサイト運営のトリップアドバイザー(TRIP)、同47%上昇のファストフード・チェーンのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)、同20%上昇の百貨店大手メーシーズ(M)など。

*反対に最も人気の高かった100銘柄:年初のアナリストの平均で77%が「買い」推奨。これらの平均リターンは最低(-3.6%)。代表銘柄は年初から58%下落の住宅・商業施設用の床材製造のモホーク・インダストリーズ(MHK)、同54%下落のハードディスクドライブ(HDD)製造のウエスタン・デジタル(WDC)、同42%下落の加工食品メーカーのクラフト・ハインツ(KHC)など。

*ウォール街の推奨銘柄は逆張りすべき対象か?注意すべきは2017年は真逆の傾向でウォール街の人気銘柄が構成銘柄中で最高のリターンを上げ不人気銘柄のパフォーマンスは最低であったこと。

 

2018年12月24日号『バロンズ拾い読み』より
10. Preview 今週の予定【経済関連スケジュール】
2018年の株式市場に見られた意外性