■ 若年層のクレジットカード離れに着目したアファーム
*「アファーム」はオンラインショッピング向けの割賦払い融資。
*同社は融資総額を未公表ながら1200社のオンライン店舗事業者と契約。複数のベンチャーキャピタルから総額7億2000万ドル調達。

■ 消費者の関心の広がりがカギを握る
*販売時点融資は目新しくない。小売企業は長年、清算レジで自社ブランドのクレジットカードを申し込んだ買い物客に対し低い金利を提供。ただし返済が遅れると未返済額に複利で金利が課せられ始める、すなわち借り手の返済が滞ることで貸し手が収入を得る仕組み。
*一方でアファームは金利明示、延滞手数料は徴求せず。買い手は購入の際に適用される与信条件を理解したと感じると買い物額や買い物回数を増やす傾向がある。
*オーストラリアのフィンテック企業、アフターペイ:店舗と契約を結び、オンラインショッピングの支払い手段の選択肢の一つとして割賦払い融資を提供。アファームとは異なるのは収益構造。アフターペイは金利を徴求しないので規制の影響を受けない。収益源は返済の遅れに伴う手数料と加盟店から徴求する手数料。同社は、利用者が期日通りに返済した場合や返済が遅れた場合でも利用者の負担はアファームより軽い。

2018年11月26日号『バロンズ拾い読み』より
7. How Fintech Is Reinventing the Installment Loan オンライン割賦 【フィンテック】
信用スコアを利用しない新たなリスク測定手法によりオンライン決済需要を取り込む