■ バロンズ・ラウンドテーブル
*1月7日開催された毎年恒例の世界トップクラスの投資家10人によるラウンドテーブル。

■ スコット・ブラック氏発言要旨(所属:デルファイ・マネジメントの創設者および社長)
*財政赤字・債務
議会予算局では2019年から2028年の期間において、政府の歳入が年平均でGDPの17.5%となり、支出は22.4%になると予測。つまり毎年GDPの4.9%の構造的財政赤字に。金利が1%上昇すれば、利払いは2000億ドル増加。

*GDP
2019年:実質で2%、インフレ率は2.2%

*相場想定
米中が3月1日の交渉期限前に貿易で合意なら急激に上昇。昨年、S&P500の営業利益は+26%。

ラッセル3000で92.4%の企業の株価が昨年高値から10%以上下落、74.7%では20%以上、52.3%では30%以上の下落。要するに政治的な状況と、トランプ大統領の貿易摩擦に対する一方的なアプローチがマイナス要因。

*バリュエーション
貿易合意なら今年のS&P500指数の1株当たり利益(EPS)は6~7%増加し約167ドル。

現在の157ドルの予想利益ならS&P500指数のPERは16.1倍適正水準。167ドルでは約15倍。ただし中国との貿易摩擦が解決されない限り市場に大きな影響なし。

 

(スコット・ブラック氏)

 

2019年1月14日号『バロンズ拾い読み』より
1. Barron’s 2019 Investment Roundtable 全般の見通し【ラウンドテーブル】
投資のプロによる2019年市場見通し