*1994年に製作されたアニメーション映画のリメイク版、「ライオン・キング」が19日に全世界で公開された(日本は8月9日予定)。公開初日、中国では5470万ドルの興行収入を記録。これは、同じようにアニメから実写にリメイクされた「ジャングル・ブック」(2016年)や「美女と野獣」(2017年)を超える。

*「ライオン・キング」は、ディズニー(DIS)のロー・リスク、ハイ・リターンの手法を象徴する作品。つまり、人気シリーズの続編か、クラシック作品のリメイクのどちらか。この手法で制作された2019年の作品には、「アラジン」や「ダンボ」の実写版、「スター・ウォーズ」の次回作、さらには「トイ・ストーリー4」、「アナと雪の女王2」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」などがあり、加えて1959年制作「眠れる森の美女」のスピンオフで、2014年制作の「マレフィセント」の続編も予定されている。

*この戦略のおかげで、ディズニーの2018年の興行収入は73億ドルに達した。2018年の全世界興行収入上位5作品中、ディズニーによる作品は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「ブラックパンサー」「インクレディブル・ファミリー」の3作品を占めた。さらに、全世界のチケット販売売り上げの約20%をディズニー作品が占めている。

 

2019年7月22日号『バロンズ拾い読み』より
10. Preview 今週の予定【経済関連スケジュール】
ディズニーの好調な興行収入の裏には方程式あり