■ エポック・インベストメント・パートナーズの共同創立者デービッド・パール氏

■ アップル(AAPL)は2004年よりさらに素晴らしい会社になった
*2004年から投資し現在の水準でも買う。資本還元を加味すれば2桁台のトータルリターンを得られる。利益率も上昇を続けている。
*技術革新を継続し、非常に利益率の高い会社。
*保有期間中に市場に対してプレミアム付きの株価になったことはない。
*利益の約30%は経常的なサービス収入、以前よりも優れた企業。
*米国最大の音楽サービス提供会社であり、1年以内にテレビも始める。アップルウォッチは目立たないヒット商品で、売上高は今やスイス時計業界全体を上回る。

■ 炭素繊維のヘクセル(HXL)
*炭素繊維などを製造しており、複占の航空機メーカー、ボーイング(BA)とエアバス(AIR.フランス)の新型機の全てに素材を提供。
*炭素繊維はアルミニウムに代替して、機体を軽量化し燃費を25%向上。次の10年間は1株当たりフリーキャッシュフローの方が1株当たり利益(EPS)よりも速いスピードで成長。
*使用方法は5種類:二つは成長のためで再投資か買収。残り三つは、配当、自社株買い、債務の返済。
*目標株価は76ドル(金曜終値は60.36ドル)、PERは21倍、当社アナリスト試算によるフリーキャッシュフロー倍率は16倍だ。当社アナリストは実際に会社に問合せ、裁量的支出の内容を熟知している。非常に良い投資機会だ。

■ 金融銘柄の中ではモルガン・スタンレー(MS)
*投資家はMSもゴールドマン・サックス(GS)も違う事業内容。MSはリスク低減を実現し、世界最大の富裕層向け資産運用会社、最大の証券仲介会社、巨大な資産運用会社。
*事業は安定性が高い。利益の3分の2以上を占めるのは富裕層向け資産運用や資産運用で、不安定で予測が難しいトレーディングや投資銀行業務からのものではない。金利上昇からも恩恵。
*PERは9倍で市場全体のPER約17倍。株価上昇余地は25%。約60ドルも簡単(金曜終値は44.13)。

■ 総合ヘルスケア企業に脱皮するCVSヘルス(CVS)
*同社は医療保険会社のエトナ(AET)の買収をもうすぐ完了。米国内で最大級の総合ヘルスケア企業に。規模的には医療保険会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)に近づく。
*CVSのPERは11倍と低い。
*既に薬剤給付管理会社(PBM)を傘下に持ち、今回の買収が完了すれば、競争優位性がより高まる。
*PBMとの統合は薬剤のコスト低減に有利。ワクチンなど予防医療も提供。
*エトナの保険利用で便利に低コストでヘルスケアを提供。つまりUNHに対して割安で同業を買えることに。
*メディケア(高齢者向け医療保険制度)は人口動態学的にみて非常に大きな成長事業。買収が完了すれば、バリュエーションが上昇し、株価は117ドル程度になる(金曜終値は79.33ドル)。

2018年11月19日号『バロンズ拾い読み』より
3. Stock Picks by an Early Fan of Apple フリーキャッシュフロー重視 【インタビュー】
早期にアップルを選好していたデービッド・パール氏の厳選4銘柄