■ ブランド価値プレミアムによりリターンが低下
*ピーター・リンチ「自分の知っているものに投資する」。
これはブランドや評判に基づいて銘柄選択するというもの。
実際にショッピングモールなどに出向き、実際に何が売れているかを判断の材料とするが、口で言うほどたやすくない。
*ブランド力の高さは投資リターンに悪材料という考えも。
研究では評判、ブランド力、競争力の高い銘柄は、リターンが市場平均を下回る傾向があるとの結論。
*2000~17年、ブランド力上位の銘柄群は期間中の平均年率リターンが5.9%であった一方でブランド力下位の銘柄群のリターンは12%。
*ブランド力が高かった銘柄は、投資家に選好されやすい。株価にプレミアムが付されることで、リターンが低下するのである。
2019年1月7日号『バロンズ拾い読み』より
10. Preview 今週の予定 【経済関連スケジュール】
ブランド力の高さに比例しない投資リターン