*雑貨小売店チェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は掘り出し銘柄ではなさそう。同社は先週の水曜日の引け後に、ディスカウントストア大手ターゲット(TGT)の最高商品責任者であるマーク・トリットン氏をCEOとして迎え入れると発表した。同社株は発表後の2日間で31%上昇して12.98ドルとなり、8月の安値からの上昇率は75%に達する。

*一方、同社のファンダメンタルズには厳しい現実がある。過去2四半期の既存店売上高は6%超の減少となり、同社の2020年度の売上高は5.7%減の113億5000万ドルになると見込まれている。また、同社がアマゾン・ドット・コム(AMZN)などとオンライン上で競争するためには価格を下げる必要がある。単純に株価収益率(PER)だけを見ると割安水準にあるが、より競争力のある価格設定とオンライン販売の拡大によって利益率の問題が発生する可能性を踏まえると、株価は行き過ぎているように見える。

 

2019年10月14日号『バロンズ拾い読み』より
5. The Trader 貿易交渉の結果を好感して前週末比で上昇 【米国株式市場】
貿易交渉は今後も続き、景気の不透明感とともにボックス圏相場が続く要因に