■ 資金流出、人員削減、ベンチマークを下回る運用成績
*資産運用業界の2018年第4四半期の運用手数料収入は4.4%減と推測。同期間のミューチュアルファンドからの資金流出は2000億ドル以上。

*上場投資信託(ETF)を提供するブラックロックBLKiシェアーズ・ETFシリーズ)や、ステート・ストリートSTTSPDR S&P500 ETF(SPY))は人員削減に取り組んでいる。

*S&Pの各指数とアクティブ運用の成績を比較したSPIVAレポートによれば、過去10年で、約90%の大型株ファンドがS&P500指数をアンダーパフォーム(手数料控除後)。手数料控除前で比較すると、大型株では71%以上のマネジャーまた40%の機関投資家向け口座のマネジャーがアンダーパフォーム。

*同期間の中型株では96%のファンドマネジャーと78%の機関投資家向け口座のマネジャーが、手数料控除後ベースでS&Pミッドキャップ400指数をアンダーパフォーム。手数料控除前では、アンダーパフォームの割合はそれぞれ85%と約63%。

*小型株でも、手数料控除前と控除後の両方で、80%以上のミューチュアルファンドがS&Pスモールキャップ600指数をアンダーパフォーム。

 

2019年1月14日号『バロンズ拾い読み』より
8. Mutual Funds and ETFs Are Feeling the Pinch ベンチマークに勝てない【ファンド】
ミューチュアルファンドと上場投資信託(ETF)の苦境