■ オスカー・シェーファー氏(リビュレット・キャピタル 会長)

Q:引退する前に、現在の市場についての意見を。
A:最近鈍化したものの、経済が非常に好調であることは意外だ。しかし、株式市場は強いと考えているわけではない。私は銘柄選別派。1月に推奨した銘柄を見直すと、飲料・食品用の金属・プラスチック製容器メーカーのボール(BLL)と金属製包装メーカーのクラウン・ホールディングス(CCK)の今年のパフォーマンスは良かった。米国では、消費者が持続可能性を重視するため、アルミニウム缶がプラスチック容器からシェアを奪い続けている。欧州、中南米、東南アジアの成長も引き続き強い。特殊包装材メーカーのシールド・エア(SEE)のパフォーマンスも良かった。株価は44ドルと、今年の予想PER15倍に満たず、割安だ。

Q:別れの言葉は?
A:これほどの長期にわたり市場に参加できたことは本当に幸運だと思う。タイミングも良かった。プロとしての投資は、学ぶことも収入も多く、世界で最高の仕事の一つだ。今後もラウンドテーブルを読むのを楽しみにしている。

 

2019年7月15日号『バロンズ拾い読み』より
1. Where to Find Value Now ミッドイヤー・ラウンドテーブル 【今後の市場見通し】
9人の投資プロフェッショナルによる今後の見通し