Q:金利の見通しは?
A:1月のラウンドテーブルでは、10年国債利回りが約3%になると考えており、2%を割り込むとは考えていなかった。USMC協定が調印され、欧州経済がわずかながらも好転し、中国経済が力を取り戻せば、10年債利回りは現状から上昇する。私は、金利が世界的にマイナス圏入りするという見方には否定的だ。

Q:魅力的に思う銘柄は?
A:1月に挙げた銘柄を再度挙げたい。ジョン・マローン氏のリバティ・メディアが保有するリバティ・ブレーブス・グループ(BATRA)だ。昨年、野球を含む多くのスポーツに対する賭けが解禁された。それが広告や同グループにとっての追い風になり、同社の株価は2020年末までに40ドルへ上昇する可能性があると考える。

2番目は、21世紀フォックスから分離された、FOXのテレビ網などを運営するフォックス(FOX)。株価は36ドルだが(12日終値は38.96ドル)、2年後には50ドルへ上昇する可能性がある。ニュースやスポーツの生中継に引き続き焦点を当てるが、プロレスのワールド・レスリング・エンターテイメント(WWE)のような新たな要素の枠も含まれる予定である。約1年後には、EスポーツやEゲーミングにも参入するだろう。

3社目はトラック・メーカーのナビスター・インターナショナル(NAV)、輸送機器関連の英国の持ち株会社、CNHインダストリアル(CNHI)も好んでいる。最後は電池大手のエナジャイザー・ホールディングス(ENR)だ。1月に推奨してから株価は低下している。電池ではプレーヤーが減ったし補聴器事業は好調で、売上高は2億ドルに近づいている。今後2年間のどこかの時点で、補聴器需要が急増して、電池販売額が押し上げられるだろう。

 

2019年7月15日号『バロンズ拾い読み』より
1. Where to Find Value Now ミッドイヤー・ラウンドテーブル 【今後の市場見通し】
9人の投資プロフェッショナルによる今後の見通し