*1981年から1996年の間に生まれた米国人(約7300万人、今年米国において単独トップの規模の年齢層)の成熟で、2005年以降低迷してきた米国経済の生産性の向上が、著しく加速する可能性がある。
*生産性の伸び率にとっては労働力の構成や年齢が重要である。ダートマス大学の経済学者、ジェームズ・フェイラー氏は、生産性の伸び率が40~49歳の労働人口の変化をたどる傾向があることを発見。1965年から1981年の間に40~49歳の米国人の割合が急低下し、生産性の伸び率もすぐに後を追った。2003年には、そのベビーブーマー世代が最も生産性の高い年齢に達し、40代の労働者の割合を10%ポイント近く上昇させた。同氏はベビーブーマー世代が高齢化するにつれ、米国の生産性の伸びも減速すると(正確に)予測した。2005年以降、40~49歳の人口の減少率は10%を上回っている。
*しかしミレニアル世代が間もなく、今後20年にわたって最も高い生産性を示す年齢に達する。最新の国連予測では、米国の40~49歳の人口は2019年に底を打ち、その後2039年までに20%以上増加。20~64歳の生産年齢人口に占める40~49歳の割合は、3%ポイント以上増加するとみられる。

 

2019年2月11日号『バロンズ拾い読み』より
7. How Millennials Could Restore American Prosperity 繁栄を担う世代【米国経済】
ミレニアル世代も働き盛りの年齢に