デルタ航空(DAL)の経営は米航空会社の中で最も優良である一方、現在50ドル前後の株価は、2019年予想1株当たり利益(EPS)の6.51ドルに対して8倍未満と割安。配当利回りは大手航空会社の中で最も高い2.8%。アナリストは今年のEPSが2018年の5.65ドルから増加して6~7ドルの目標を達成すれば、株価は60ドル台半ばまで上昇余地があると予想。

*デルタの近年の利益は横ばいとなっている。2018年のEPS(5.65ドル)は、原油相場の上昇を受け、同社予想をほぼ1ドル下回った。営業利益率は、2016年の14.8%から2018年は11.6%に低下。

*同社は過去5年で自社株式を20%買い戻し、今年は自社株買いと配当で計25億ドルを株主に還元する予定。今四半期に既に13億ドルの自社株買いを実施しており、総額は増える可能性がある。

*収入の3分の1は国際線に由来。また、航空運賃の細分化で業界をリード。プレミアム席からの収入が、全収入の30%に及ぶ。アメリカン・エキスプレス(AXP)とのポイントカードの提携からは、30億ドル超の収入がある。

 

2019年3月11日号『バロンズ拾い読み』より
2. Strong Tailwinds Can Drive Delta Stock Higher 一段の株価上昇も【デルタ航空】
経営良好な割安企業で株価上昇の余地あり