*S&P500指数は7月26日に付けた終値ベースの史上最高値(3025.86)を金曜日に一時上回り、週間ベースで3週連続の上昇。セクター別上昇率の上位はエネルギー(4.3%)、情報通信(2.49%)、資本財・サービス(2.16%)。グロース株からバリュー株に物色対象が替わる動きが先週も続いた。

*ダウ工業株30種平均は2週連続上昇し7月15日に付けた史上最高値から1.5%下回る水準に。ナスダック総合指数は1.9%高の8243.12で4週連続高。「市場は世界経済の成長が落ち着きつつあると感じ始めている」とサントラスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー氏。

*米連邦準備制度理事会(FRB)が今週、7月と9月に続き今年三回目となる利下げに踏み切ると予想されている。

*引き続き主要銘柄の決算発表が続いた。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXNは第3四半期の売上高が11%減少、第4四半期の売上高も14%近く減少すると発表したことで翌日株価は7.5%下落。好業績を発表したインテル(INTCは約8%上昇して56.46ドルに。

アマゾン・ドット・コム(AMZNは市場予想を下回る第3四半期の業績と第4四半期の見通し発表後に株価が急落した。日用品メーカー大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G、ティッカーはPGは市場予想を上回る業績を発表し、2020年6月通期の業績予想を引き上げた。P&Gの売上高の約15%がウォルマート(WMTによるものだという点などから、11月に発表を控えるウォルマートの好決算の予兆になると見る向きもある。

2019年10月28日号『バロンズ拾い読み』より

The Trader 世界経済に対する懸念が和らいで上昇 【米国株式市場】

S&P500指数は史上最高値を一時上回る