*ロッド・ラッシュ氏は2009年の破綻の8カ月前にゼネラル・モーターズ(GM)の株価がゼロになると宣言したことで有名。同氏と同僚のダン・ガルベス氏の二人に話を聞いた。

*自動車関連銘柄に投資する投資家を待ち受けている未来は?
ラッシュ氏:自動車をめぐる環境は今後5~10年に劇的な変化を遂げるだろう。成長の機会もあるが、創造的破壊の犠牲になる企業も出て来る。

*アウトパフォームする企業をどのように見つけるのか?
ラッシュ氏:メガトレンドの波に乗れる企業を選好、頭文字を取って、「ACES」と呼んでいる。つまり、自動運転、コネクティッド、電動化、シェアリングの四つ。緊急ブレーキから半自動運転、完全自動運転に至るまで、先進運転支援システムには素晴らしい成長が予想される。

*新たな環境での勝者は誰か?
ラッシュ氏:われわれは、GM。時価総額は560億ドルで、自動運転車開発のクルーズ・オートメーションの75%を保有。クルーズ・オートメーションは自動運転車向けの人工知能(AI)の開発において世界の二強に数えられ、もう一社はグーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL)傘下のウェイモ。本田技研工業(7267)による投資の際、クルーズの価値は145億ドルと試算されていた。

*他に選好する銘柄は?
ガルベス氏:自動車部品サプライヤーのボルグワーナー(BWA)リア(LEA)。電動化、ハイブリッド化、運転支援システムへの動きは自動車部品のサプライヤーにとって大きな機会。

*自動車部品メーカー、アプティブ(APTV)テスラ(TSLA)にも強気

 

2019年3月25日号『バロンズ拾い読み』より
3. Good Bets on the Future of Transportation 交通の未来に賭ける 【インタビュー】
一流自動車業界アナリストにとって、テスラ、GM、リアが好機と見える