*ここ10年で価値が3倍に拡大した米国の株式市場にも、大幅に割安な銘柄は多く存在する。S&P500指数の株価収益率(PER)は、今後4四半期の予想利益の16.7倍と、5年前の15.5倍から上昇しているが、指数構成企業のうちPERが10倍を下回っているのは6月末時点で67社と、5年前の3倍以上になっている。

*ボストンの資産運用会社GMOによると、バリュー銘柄は2006年までの20年間で株式市場に対して年間1.1%ポイントのアウトパフォームだが、直近の12年間では同2%ポイントアンダーパフォームしているが、不当または過度に割安となっている強い企業は検討に値する。

*競争力、収益性、成長見通しの点で優れた銘柄はデルタ航空(DAL)(米国の航空3社の中で最も収益性が高い)、ゴールドマン・サックス(GS)(低金利環境での債券取引が理由でアンダーパフォーム)、自動車部品大手のボルグワーナー(BWA)、カルバンクラインやトミー・ヒルフィガーなどのファッションブランドを傘下に抱えるPVH(PVH)、マイケル・コースが属するカプリホールディングス(CPRI)バンク・オブ・アメリカ(BAC)、重機リース大手のユナイテッド・レンタルズ(URI)レナー(LEN)クローガー(KR)CVSヘルス(CVS)、大手放送局のCBS(CBS)

 

2019年7月8日号『バロンズ拾い読み』より
2. 11 Cheap Stocks to Buy as the Market Hits New Highs割安な11銘柄 【バリュー銘柄】
株価上昇が続く中でも割安となっている優良銘柄を紹介