T.ロウ・プライス・キャピタル・アプリシエーション・ファンド(PRWCX)のマネジャー、デービッド・ジルーのファンドの過去10年以上の年率平均リターンは11.5%。ファンドの57%が約40銘柄の株式に投資され、30%は債券で運用。

Q:創造的破壊の大きな潮流といった話を頻繁にしているが、どういう意味か?
A:創造的破壊とは、新しい規制やテクノロジーがある企業の利益成長の軌道に大きく影響を与える状況。創造的破壊を受けている企業は最近急に加速してきた。S&P500指数構成銘柄のうち、2年前は約20%、現在では30%が創造的破壊の影響を受けている。

Q:どんな業種か?
A:ケーブルテレビは、2006年には広告料の入る素晴らしい事業だったが、ストリーミングの時代になり、人々はコマーシャルを見たがらない。メディア大手のバイアコム(VIAB)も長期的にはもうからない。

Q:公益企業以外ではどんな銘柄を選好しているか?
A:ゼネラル・エレクトリック(GE)。CEOは以前は水処理製品や医療機器の製造を手掛けるダナハー(DHR)を経営しており私が知っている限り同氏が失敗したことなどないので、GEを回復させられると自信を持っている。

Q:創造的破壊の影響を良かれ悪かれ受ける業種の他の例は?
A:決済ソフト。電子商取引システムを提供するファイサーブ(FISV)

 

2019年10月14日号『バロンズ拾い読み』より
3. 5 Favorite Stocks From a Fan of Disruption 創造的破壊の恩恵 【インタビュー】
T.ロウ・プライスの銘柄選定の名人がGEを選好する理由