*バーニー・サンダース上院議員や他の民主党の大統領候補者が提唱している「メディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)」法案が成立すれば、医療システムにおける民間保険会社の役割はなくなる可能性。実際、医療保険銘柄の株価は大幅に下落。しかし同法案が実際に成立する可能性の低さを考慮すると、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)アンセム(ANTM)シグナ(CI)ヒューマナ(HUM)CVSヘルス(CVS)などの主要銘柄は魅力的にみえる。

*これら銘柄の平均の2019年予想株価収益率(PER)はわずか12倍。ユナイテッドヘルス、アンセム、ヒューマナの1株当たり利益(EPS)は年率2桁の伸び。「12~18カ月の投資期間を想定するバリュー志向の投資家にとっては買いだ」医療制度の大幅な改革は恐らく2023年までは予想されない。

*ユナイテッドヘルスの直近四半期のEPSは23%増の3.73ドルで、2019年予想PERは15倍。EPSの成長率が年13~16%であることを考慮すると、高くない水準。ヒューマナは株価240ドル、2019年予想PERは14倍。アンセムは株価240ドル、2019年予想PERは12倍と、2019、2020年のEPSの予想成長率が20%、それ以降は12~15%ということを考慮すると割安。CVSにもファンが多く、本誌も先週取り上げた。

 

2019年4月22日号『バロンズ拾い読み』より
2. Health Insurers’ Stocks Look Like a Buy 医療保険銘柄は買い【医療保険銘柄】
国民皆保険法案の成立の可能性は低い