■ 通常と異なるイールドカーブに対する注目
*イールドカーブの逆転:通常は2年物国債と10年物国債、もしくは3カ月財務省短期証券(Tビル)と10年物国債の利回りに注目。先週の話題は3年物国債と5年物国債の利回り逆転。
1964年以降に3年物と5年物の利回り逆転は全部で7回。1973年のケースでは既に株式市場は下落し、景気後退に入っていた。他の6回では景気後退の前兆になったと言えるかもしれないが、実際に景気後退入りするまでの期間の中央値は25カ月。
それまでの24カ月間のS&P500指数のパフォーマンスの中央値は20%の上昇で、「過去のデータでは、3年物と5年物の利回り逆転後の株式リターンは概して非常に強く、弱気相場までに数年かかった」

■ 高ボラティリティへの対応方法
ボラティリティの上昇は市場の下落を意味しない。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX指数)は1993年の約15から1998年には25まで上昇したが、S&P500指数はその間年率20%以上の上昇。

 

2018年12月10日号『バロンズ拾い読み』より
9. The Trader 多くの悪材料に囲まれて大幅下落【米国株式市場】
内容を吟味せずに見出しだけで反応したとの見方も