*今後の業績上振れが期待できる4銘柄をピックアップする。ゲームソフト大手のテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア(TTWO)、クラウドベースのオンラインショップ構築プラットフォームを提供するショッピファイ(SHOP)、出会い系アプリを提供するマッチ・グループ(MTCH)の3社がこの8月に発表した直近の四半期決算とガイダンスはいずれも市場予想を上回り、株式市場のボラティリティにもかかわらず株価は大幅に上昇した。

*テイクツー・インタラクティブが8月5日に発表した2020年度第1四半期決算(4-6月期)では、調整後売上高が4億2200万ドル、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)が0.27ドルとなり、いずれもコンセンサス予想(それぞれ3億5700万ドル、0.04ドル)を大きく上回った。CEOによれば主要なゲームタイトルの全てが好調で、巷間で2020年に起きると予想されている新型ゲーム機への移行に伴う障害は予想していない。2020年度第2四半期の調整後売上高ガイダンスは8億6000万~9億1000万ドルとされ、コンセンサス予想の8億5200万ドルを上回った。株価は決算発表以降に12%上昇し、過去最高値に近付いている。

*オンライン販売を目論む小売業者にとってショッピファイがアマゾン・ドット・コム(AMZN)の実行可能な代替案となりつつある。8月1日に発表された2019年第2四半期決算では、調整後EPSがコンセンサス予想の0.03ドルを大きく上回る0.14ドルとなり、売上高は3億6200万ドルとコンセンサス予想の3億5050万ドルを上回った。

*マッチ・グループに関しては、本誌は5月の記事で、オンラインのマッチング・アプリ市場のリーダーとして成功している。今後は、人口の高齢化が進む日本をはじめ、アジアおよび欧州が大きな有望市場となっている。

*今後数四半期の業績上振れが見込まれるもう1社は大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)。サーバー向けマイクロプロセッサーRome(ローム)が8月7日に発売され、専門誌から本誌の楽観的な予想をはるかに上回る素晴らしい評価を受けている。これにより2019年の勝者となる可能性。

 

2019年8月12日号『バロンズ拾い読み』より
4. Tech Stocks That Can Beat Expectations 有望株 【ハイテク】
今後の業績上振れが期待できる4銘柄をピックアップ