*運用資産33億ドルのダイヤモンド・ヒル・ロング/ショートファンド(DIAMX)は2000年の設定以来、絶対ベースでベンチマークであるラッセル1000指数に匹敵する成果を上げている。年初来リターンは13.6%、モーニングスターが評価対象とするロング/ショート戦略を取るファンドの中で上位16%。

*同運用責任者のクリス・ビンガマン氏率いるチームは5年後にその企業の価値がどうなっているかを予測し、そこから現在の適正株価を導き出す。本源的価値を下回る株価(割安)で取引されている企業はロングの候補に、逆にその価値以上の価格(割高)で取引されていればショートの候補に。

*同ファンドによれば、グーグル親会社のアルファベット(GOOGL)フェイスブック(FB)は、8月初めに株価がある程度下げる以前の高値水準で考えても、将来の成長性からすれば割安。

*ロングポジションの筆頭は銀行大手のシティグループ(C)、ショートポジション上位の一つがスポーツ用品大手のアンダーアーマー(UAA)、電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)も、ショートポジションのトップ5。

 

2019年8月19日号『バロンズ拾い読み』より
6. $3 Billion Fund Is Betting on Citigroup and Against Tesla 有望株開拓【バリュー投資】
30億ドル規模のロング/ショートファンドに見るシティとテスラの明暗