*アブハイ・デシュパンデ氏は、2016年のセンターストーン・インベスターズ・ファンド設定以降で最も積極的に株式を買っている。
*本誌:現在の保有キャッシュは昨年6月の約半分、急に意欲的に買い始めた理由は?
デシュパンデ氏:海外の株価指数は米国よりも大幅に低下し、両者のバリュエーション格差は記憶する限り最高。
Q:バリュー投資は10年以上不振が続くが、何が問題?
A:量的緩和など刺激策の全てが一部関係。ハイテク企業に無利子の資金が供給され増殖した。また、バランスシートしか見ない連中には事業内容やブランド力など無形資産の評価ができない。余裕範囲の変化に気付かないという過ちも。
Q:実際にはどこに投資機会が?
A:新興国や欧州。例えば、ブラジルの電子決済ソリューション会社、シエロ(CIOXY)の株式に投資。PERは9倍を下回り、配当利回りは14%。アジアではマレーシアのカジノ持ち株会社ゲンティン(GENT.マレーシア)を選好。
Q:米国ではどんな銘柄を保有したい?
A:建築物の床用製品製造・販売のモホーク・インダストリーズ(MHK)に投資した。住宅関連銘柄につられて株価が下落、新規事業所の開設のため利益率にも圧力。割安なPERに加え耐久性ある事業、強力な経営陣、バランスシートを見ている。

 

2019年2月11日号『バロンズ拾い読み』より
6. This Global Money Manager Is Snapping Up Stocks 株式買い増し【インタビュー】
2年間キャッシュと金を温存していたマネジャーが株式買い増しに動く理由