■ CEOが大型の企業買収を検討中と明言
アップル(AAPL)は株価がこの3カ月でほぼ3分の1下落、1月2日には2018年10-12月期の売上高ガイダンス引き下げ。クックCEOは、投資家宛の最近の書簡で、「ネットキャッシュゼロ」を目指すと改めて強調。先日のCNBCとのインタビューで、大型の企業買収を検討していると明言。

■ アップルと最も相性が良いのは任天堂
*アップルと最も相性が良いのは任天堂(7974)か。同社を傘下に加えることで大規模かつ成長中ゲーム業界(2018年の規模1350億ドル、2019以降の年成長率見通し9%)のへの大きなエクスポージャーを獲得できる。

*任天堂は人気ゲームシリーズを持ちながら家庭用ゲーム機の枠から踏み出せない。アップル機器をゲーム機として使えるようになれば?アップルのエコシステムには14億台の機器が接続しており任天堂のサブスクリプション型ゲームサービスも拡大できる。

■ 任天堂の株価は割安
任天堂の米国預託証券(ADR、NTDOY)は2018年初めの高値から40%近く下落。大ヒットゲームに欠け投資家が見通しに悲観的だった。ただし実際新作ゲームソフトのスーパースマッシュブラザースの強さでホリデーシーズンは好調。

*任天堂のコンテンツとアップルの規模があれば、マイクロソフト(MSFT)ソニー(6758)のオンラインゲームサービスの規模をすぐに上回る可能性。現時点でマイクロソフトは2019年PER 22倍、一方でハードウエア中心と受け止められているアップルの2019年予想PERは12倍強にとどまる。

2019年1月14日号『バロンズ拾い読み』より
6. Apple’s Next Big Move? It Should Buy Nintendo 次の勝負手【アップル】
任天堂を買収すべし、コンテンツとプラットフォームの相乗効果が期待できる