*第2四半期の決算発表シーズンが終わりに近づくにつれ、小売業セクターでは勝ち組と負け組が二極化。利便性の追求と低価格化が進み、ディスカウントストアと大規模小売店が躍進する一方で、他業態の小売企業はリスクにさらされている。

*家電量販大手のベスト・バイ(BBY)は、先週木曜日の決算発表で利益が予想を上回っていたにもかかわらず、株価は8.8%下落。既存店の売り上げの伸びが予想を下回った。中国からの輸入が同社の仕入原価の60%を占めていると推定され、関税問題も。貴金属・宝飾品大手のティファニー(TIF)も、利益は予想を上回ったものの、とりわけ香港の民主主義を支持する抗議運動が販売にも大きな影響を及ぼしているという同社の報告を受けて株価は動揺。

*ディスカウントショップに対する市場の評価は引き続き高い。若年層をターゲットとしたディスカウントチェーンのファイブ・ビロー(FIVE)は、既存店売り上げがアナリストの予想を下回ったにもかかわらず、先週木曜日午後の時点で株価は前日比5.2%上昇。同じくディスカウントチェーン大手のダラー・ジェネラル(DG)も予想をはるかに上回る結果を発表し、株価が同10%上昇。もう一つの本誌推奨銘柄である、衣料小売りのバーリントン・ストアーズ(BURL)の株価は同18%上昇。

 

2019年9月2日号『バロンズ拾い読み』より
4. Discount Stores Are the Winners as Retailers Report Earnings 決算発表 【小売業】
ディスカウントストアが勝ち組に

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