*投資が陸上のシェールに向かう中で、海洋掘削業界は過去30年で最悪の不況にある。しかし、海洋掘削装置(リグ)の稼働数増加など復活の初期の兆しが示されており、今参入する投資家は大きなリターンを上げる可能性がある。
*大手掘削会社のトランスオーシャン(RIG)の株価は2008年には一時150ドルを上回ったが、最近は8ドル強。同社は継続的に赤字を出しており、あと数年は利益の本格的な回復はない可能性もある。
*しかし歴史は利益が回復する前に投資すべきことを示唆。最近の海洋リグ稼働率の底は2017年の60%未満であり、前回その水準まで落ち込んだのは1980年代半ばであった。アナリストによると、当時海洋掘削銘柄のバスケットを買った投資家は、稼働率の回復に伴い、その後3年間で年率約35%のリターンを上げている。
*一部の逆張り派は既に買いに入っている。トランスオーシャン、エンスコ(ESV)ダイヤモンド・オフショア・ドリリング(DO)ボル・ドリリング(BDRILL.ノルウェー)など。「シェールに問題があるわけではない。しかし、あまりに資本が集中してリターンが下がっている。それにシェールで世界の全ての需要を満たすことはできない」
*長期保有ではなく、投資のタイミングが重要。サスケハナ・ファイナンシャル・グループのアナリストは深海掘削銘柄を試すことだけを望んでいる投資家に対して、トランスオーシャンの8月限月の8ドルのコール・オプションの買いを推奨。「これらは、長期的に素晴らしいビジネスではない。しかし、サイクル内の適切な時期に投資すれば、良好なリターンを上げることができる」

 

2019年3月11日号『バロンズ拾い読み』より
3. Offshore Oil Drilling Stocks Are Energy Bargains 海洋掘削は割安【海洋掘削】
状況は過去30年で最悪だが、今が買いの時期か