*娯楽用や医療用のマリフアナ(大麻)は米国の多くの州で合法だが、連邦法では違法、マリフアナ企業はナスダックやニューヨーク証券取引所(NYSE)には上場できず、カナダのトロント証券取引所で上場している。カナダのみでマリフアナを販売するキャノピー・グロース(CGC)などは米国で上場できる。
*米国の主なマリフアナ企業には、アイアンサス・キャピタル・ホールディングス(IAN.カナダ)キュラリーフ・ホールディングス(CURA.カナダ)エイカリッジ・ホールディングス(ACRG.U.カナダ)グリーン・サム・インダストリーズ(GTII.カナダ)メッドメン・エンタープライジズ(MMEN.カナダ)ハーベスト・ヘルス・アンド・レクリエーション(HARV.カナダ)トゥルリーブ・カナビス(TRUL.カナダ)などがある。このうち黒字なのは、2018年1~9月の売上高が3000万ドル、利益が400万ドルだったハーベストと、同期間の売上高が6700万ドル、利益が3200万ドルだったトゥルリーブの2社のみ。他社は年間フリーキャッシュフローが数百万ドルものマイナス。
*赤字、カナダを本拠地とする企業は監視が難しく開示が不透明であること、米国で州ごとに規制が異なり各州で栽培と販売のライセンスが必要になること、当面の事業機会は地方の政治家に左右されること、
ロックアップ(売却制限)期間の満了による株価の下落(先月、カナダのマリフアナ企業ティルレイ(TLRY)のロックアップ期間が満了した際は、株価が100ドルから72ドルに下落)などに注意。
*早期に勝ち組と負け組を見分けるのはほとんど不可能、今は様子を見るのが賢明だろう。待ちきれない投資家には、各社に少額の投資を分散させるか、ホライゾンズ・エマージング・マリフアナ・グローワーズ・インデックス(HMJR.カナダ、米国のティッカーはHZEMF)などマリフアナに関する上場投資信託(ETF)に投資するという選択肢がある。

 

2019年2月18日号『バロンズ拾い読み』より
1. You’ve Got to Be High to Buy Them 様子見の姿勢を推奨 【マリフアナ関連銘柄】
米国のマリフアナ企業に投資するのはまだ早い