*完全電気自動車の時代はまだ先。ハイブリッド車が次の10年をけん引しそう。バークレイズのアナリストであるブライアン・ジョンソン氏は、2025年までの「マイルド・ハイブリッド車(純粋な電気自動車に比べてずっと低い電圧で動かせる)」と「プラグインハイブリッド車(プラグを用いて直接コンセントから充電できる機能を備える)」の年平均成長率が、それぞれ58%と34%になると予想。

*アウディの2019年型最高級セダンである「A8」は「マイルド・ハイブリッド」システム搭載。製造コストも抑えられる。フォード・モーター(F)はピックアップトラックであるF-150の完全電気自動車モデルを発表しつつプラグインハイブリッドも。

*ターボチャージャーやクラッチの生産で有名なボルグワーナー(BWA)は、ハイブリッド車と完全電動車向けの動力系システムも手掛けている。向こう4年間の1株当たり利益(EPS)の年平均成長率が9%と見込まれているにもかかわらず、今年の予想利益に基づく株価収益率(PER)は10倍弱でしかない。

*自動車部品メーカーのデルファイ・テクノロジーズ(DLPH)、自動車関連製品卸売持ち株会社のデーナ・ホールディング(DAN)、自動車部品メーカーのメリトール(MTOR)などもハイブリッドへの取り組みを加速。PERは6~7倍。

 

2019年7月29日号『バロンズ拾い読み』より
4. Hybrid Vehicles Could Drive the Next Decade 自動車の未来【自動車業界】
ハイブリッド車が次の10年の主役−完全電動化時代はなお遠く