*自社株買いは今年過去最高を予想。ただし買付け金額の増加は短期的には一休み。

*第3四半期の決算シーズンに発表の買い付け金額はやや出遅れ。これまでの2週間で発表された金額は1日当たり75000万ドルにとどまり、過去3年間の決算発表シーズン1日当たりの平均発表金額の33億ドルよりも少ない。

*実際、自社株買いの発表金額は年初に過去最高レベルを記録した後、過去3ヶ月では1日当たりわずか15億ドルに減少。

2018年上半期の自社株買いの実施総額は前年同期の2533億ドルから49.9%増加して3797億ドルとなった。

*企業は依然ネットベースで株式の買い手だが買いペースは大幅に減速。発表した株式の買い入れ(現金による新たな買収と新たな自社株買いの合計)は、9月の初め以降で860億ドルに上り、同期間の新規株式発行額405億ドルの約2.1倍。2.11で上回っているものの、その比率は1年前の4.41よりも小さく、企業による株式発行が相対的には増加。 

20181029日号『バロンズ拾い読み』より
9. The Trader パニックに陥る時か? 【米国株式市場】
大きく下落したものの、景気後退を織り込むような事態にはならないもよう