*9月5日、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の100回目のシーズンが開幕。放送局はNBC。次期の放映権パッケージの交渉も行われる予定で来年後半には2020年代の放送詳細が分かるはず。動画配信大手のネットフリックス(NFLX)などのストリーミング配信会社が台本付きテレビ番組の視聴者を奪い合う中、スポーツの生中継は、テレビにとってかつてないほど重要な存在。米国ではNFLがスポーツとテレビを支配する。NFLの試合は通常、年間で視聴率が高い上位100番組の60%を占め、オリンピックがない年は70%を超える。

*昨年、アマゾン・ドット・コム(AMZN)は、テレビでも放送されている木曜のナイトゲームをストリーミング配信した。その結果、視聴者数はアマゾンが平均で約50万人、テレビ局のフォックス(FOXA)が1430万人、専門チャンネルのNFLネットワークが660万人だった。ストリーミング配信の人気は急上昇しており、次の交渉では大手ハイテク企業が進出する見込み。

*現在はCBS(CBS)とフォックスが日曜午後の試合を分け合い、NBCが日曜(および開幕戦)のナイトゲーム、ESPNが月曜のナイトゲームを放送している。直近の主要な放映権パッケージは、期間が8年から9年に変更され、2022~2023年シーズンに満了(月曜のナイトゲームは1年早く満了)。アナリストは次期の放映権は600億ドルに達する可能性があると推定。

*アメリカンフットボールへのエクスポージャーが最大の銘柄はCBSとフォックス。CBSは、今後の増益があまり期待できないメディア大手バイアコム(VIAB)との合併が予想されていたためでPER8倍。両社の合併は既に発表されたため、投資家はその先を考えることができる。

 

2019年8月26日号『バロンズ拾い読み』より
1. Football and the Future of TV 見逃せないアメフト放映権の行方 【テレビ放送】
NFLの100回目のシーズンを前にテレビとの関係を検討

 

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