*最近の株価下落で小型株への打撃は大きい。小型株のラッセル2000指数は9月に2.4%、10月には13.9%下落。

*現時点で、ラッセル2000指数の構成企業のうち44%が2018年と2019年の利益予想を下方修正(S&P500構成企業では38%)。人件費と原材料費の高騰がその理由。

*投資家が小型株に殺到したのは、貿易摩擦の影響を受けないと考えたから。ただし小型株は貿易摩擦の影響をより強く受ける。というのも小型株は輸出入への依存度が高い、利益率が低い(従って損失が大きくなりがち)、高騰したコストを顧客に転化しづらいことが理由。

*ただし小型株にも割安。ラッセル2000の株価収益率(PER)は、今後12カ月間の予想利益に基づく加重中央値が17.1倍、長期平均は16.9倍、さらに201710月の高値の際は20.6倍。 

20181029日号『バロンズ拾い読み』より
10. Preview 今週の予定 【経済関連スケジュール】
貿易摩擦が激化するにつれて、小型株の安全地帯はなくなる