*通信会社ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)はネットワークに、AT&T(T)コンテンツに投資。
お互いに逆の方向へと突き進んでいる。

*今年、ベライゾンの売上高の71%は携帯電話サービスによると予想される。AT&Tの携帯電話関連事業は、売上高に占める割合が約40%になるとみられる。

*現在、投資家は明らかにベライゾンの戦略を選好。直近の株価は59ド、過去1年の配当込みのリターンはS&P500指数の9%に対して29%。AT&Tの株価は過去1年で12%下落し31ドル。マイナスのリターンは、高額の配当によって一部相殺。

*過去5年の平均配当利回りは、ベライゾンが4.5%、AT&Tが5.4%である。しかし現在、ベライゾンの配当利回りが4.1%である一方、AT&Tの配当利回りは株価下落によって6.6%に。同社の配当利回りは、S&P500指数構成銘柄で5番目の高さ。

*ウォール街はAT&Tの計画に賛同しつつある。アナリストは同社の投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げ、現在の株価を9%上回る34ドルを目標株価とした。投資判断の主な論拠は巨額の負債の返済計画にある。しかし同氏は、携帯電話ネットワーク、テレビ配信事業、コンテンツブランドを組み合わせることの利点についても考慮。

*AT&Tは世界で最も多額の債務を抱える会社となったが、2019年の配当性向を50%台後半とすると述べている。同社CFOは、「配当は極めて安全だ。当社は35年連続で増配している」

 

2019年4月1日号『バロンズ拾い読み』より
1. AT&T vs. Verizon: Our Call 通信大手のAT&Tとベライゾンの比較【通信銘柄】
反対方向に進むAT&Tとベライゾンのどちらに投資すべきか