*S&P500指数の年初から6月24日までのリターンは18.7%、25年以上連続で増配を続ける57名銘柄からなるS&P500配当貴族のリターンは16%弱。配当貴族は、昨年第4四半期の暴落も比較的良く持ちこたえた。S&P500指数は13.5%下落したが、S&P500配当貴族指数の下落は8.6%。

*10年物国債の利回りが2%近辺にあり、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを示唆していることから、債券などの資産と比べると、大型配当株はますます魅力的に見える。しかし「大型株が小型株をアウトパフォームしたという観点からは、有配株が無配株より望ましいが、グロース株がバリュー株をアウトパフォームしており、この点では無配株に利がある」という指摘も。年初から6月24日までの、ラッセル1000バリュー株指数のリターンは15.64%と、同グロース株指数の22.02%を下回る。S&P500指数のうち、有配株の2019年のリターンは平均17.2%、無配株のパフォーマンスである21.8%。「とはいえ、有配でリターン17%なら、これも悪くはない」

*表はS&P500配当貴族のうち、6月24日現在でS&P500指数をアウトパフォームし、かつ配当利回りが2.5%を超えている6社は電力大手のコンソリデーテッド・エジソン(ED)、売りチェーン大手のターゲット(TGT)、工業製品メーカー、イリノイ・ツール・ワークス(ITW)日用品メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)飲料大手ペプシコ(PEP)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)。

 

2019年7月1日号『バロンズ拾い読み』より
9. 6 Dividend Stocks That Beat the S&P 500 配当株 【インカム投資】
S&P500指数に勝つ配当株6銘柄