*自動車製造工場で用いられるロボットや人間との協業用の「コボット」など、ロボット顧客層の拡大を伴う新たな「産業革命」により、ロボティクス業界は急速に成長している。この5年間、ロボット出荷台数は年平均19%のペースで増加。その前の20年間の伸び率は年平均5%程度。
*以下はロボティクス注目5銘柄。
ファナック(6954):業界のリーダー、ABBグループ(ABB):成長性の低い送配電システム事業の売却を進め、電化システム、そしてロボティクスを含む先進自動化技術に集中しようとしている。
クーカ(KU2.ドイツ)、安川電機(6506)、テラダイン(TER):半導体テスター世界最大手。2019年予想株価収益率(PER)は17.2倍で、自動化事業を持たない他の半導体製造装置メーカーに対するプレミアムは小さい。他の高成長資本財メーカー、そして競合する半導体製造装置メーカーのPERに基づけば、株価は今後2年で2倍にもなり得る。
2019年2月18日号『バロンズ拾い読み』より
3. 5 Ways to Invest in the Robotics Revolution 革命に乗る5社に注目【ロボティクス】
新技術で自動化の範囲と顧客層を広げるロボティクス銘柄を紹介