AT&T(T)が宣伝する「5GE」(EはEvolution=進化の意味)通信サービスは、次世代通信規格の5Gとは無関係であり、実態はLTEアドバンストとして知られる4Gの改善版の名称を付け替えたもの。
*今のところ5GE表示はAT&T販売の一部のアンドロイド端末だけだが、同社の広報担当者はアップル(AAPL)と共同でiPhoneの最新機種とiPadの一部の機種での5GEの表示に取り組んでいることを認めた。
*批判的な向きは、5GEのブランディングがユーザーの混乱と誤解を招き、5Gの将来的なメリットに影を落とすと主張。
*5Gの通信速度は現在の4G LTEの10~40倍に達すると予想され、ハイテク業界にとって重要。しかし
5Gインフラの導入・構築は初期段階。ゴールドマン・サックスによれば5G対応スマートフォンが幅広く利用できるようになるのは2020年末以降。
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)など競合他社は不快。スプリント(S)はAT&T相手に虚偽広告と欺瞞(ぎまん)行為の訴訟手続きを開始。

 

2019年2月11日号『バロンズ拾い読み』より
8. AT&T’s 5G Act Is Bad for Consumers and Investors 誇大宣伝?【ハイテク】
波紋を呼ぶAT&Tの「5GE」キャンペーン、実態は5Gではなく4G