*ストラテジストが5人が予想する年末の平均水準は約2933で、現在を0.2%上回るにすぎない。しかし、個々の予想は2700(7.7%下落)から3100(5.9%上昇)と幅広い。米国10年国債利回りについても、年末の予想は1.25~2.15%と広くなっている。

*今回調査したストラテジストは全般的に、年末のS&P500指数の株価収益率(PER)を今年予想利益の約18倍とみている。しかし、1株当たり利益(EPS)が2018年の161ドルから4%以上増加すると予想するストラテジストはいない。

*TIAA-CREF(全米教職員保険年金協会/大学退職年金基金)の投資部門であるヌビーンで株式部門を率いるサイラ・マリク氏が最も弱気で、S&P500指数の2019年利益は約1%の減益となり、同指数は年末までに2700に下落するとみている。同氏は、貿易問題が解消しないとみている。

*ヤルデニ・リサーチのエドワード・ヤルデニ氏が最も楽観的で、年末のS&P500指数を3100と予想。同氏は、投資家が低い失業率や高い消費者センチメント、賃金上昇などのファンダメンタルズにいずれは目を向けるだろうと述べる。貿易や経済の悪いニュースによって株価の下落が続く可能性はあるが、同氏は下げを買いの好機と捉えるよう助言。

 

2019年9月2日号『バロンズ拾い読み』より
2. Expect Modest Gains for Stocks and Bonds This Fall 小幅上昇予想【予想調査】
ストラテジストの予想調査

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